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活動の記録

ジャーナリスト玉本英子さん ウクライナ取材報告会を開催しました(2024年1月28日)

2024年1月31日 活動の記録

ユニセフ国際理解講座
ジャーナリスト玉本英子さん ウクライナ取材報告会 を開催しました

玉本英子さん

日時:1月28日(日)13:30~15:30(受付開始:13:10)
会場:千葉市生涯学習センター 地下1階小ホール
参加者:36名
講師:玉本英子氏(ジャーナリスト・アジアプレス所属)
募金額:15,980円(ウクライナ緊急募金)

2022年2月武力紛争が激化したウクライナを2度取材した玉本英子さんに、取材で訪れたオデーサ、オリヒウで暮らす人々の様子を中心に、映像や写真を交えてウクライナの状況をお話しいただきました。

前線から離れているオデーサでは、いつ爆撃があるかわからない危機感はあるものの、街の中を普通に歩き、仕事をし、子どもたちは学校に通っている様子がわかりました。
学校については、地下避難所(退避シェルター)のある学校は対面授業を行い、万一授業中に避難を余儀なくされた場合も地下避難所で授業を続けられる体制となっているものの、対面授業は全体の1/3、残る2/3はオンラインもしくは教育が受けられない状況だそうです。

一方、前線地域オリヒウは多くの住宅は砲弾で破壊、いつも空からの攻撃などに絶えず脅かされている中、お年寄りなど地域に残った方々が避難している学校や避難されている人々の声が聞けました。ただ、避難所となっていた学校が2回目の取材時に砲弾を受け破壊されていたそうです。

ユニセフが国内外に設置している子どもたちが安心して過ごせる場所「スピルノ・チャイルド・スポット」の様子も紹介していただきました。スピルノ・チャイルド・スポットで活動する現地のボランティアとゲーム等で遊び、子どもたちのストレス発散の場、心のケアができる場となっています。。

最後にK-POPでダンスを踊ったり日本のアニメを楽しむウクライナの若者が語った言葉がとても心に残りました。

  • 日常を続けることが自分たちにできる抵抗であり、戦争に負けないことである。
  • 日本や韓国の子どもたちに伝えたいのは「人間同士対話で解決できないとたいへんなことになる。戦争は始まってしまうと止めるのは容易ではない。」ということだ。

この講演から、私たちは同じ時代に生きる人々に心を寄せ、何ができるか考え続けなければならないというメッセージを頂きました。

参加されたみなさまにご協力いただきました募金15,980円はウクライナ緊急募金として、スピルノ・チャイルド・スポットをはじめとするウクライナの子どもたちへの支援に役立てられます。また、お持ちいただいた外国コイン、使用済み切手もユニセフ募金に役立てられます。

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